前回のブログからかなり時間が空いてしまいました。
仕事が忙しかったのもそうですが、なかなかうまくブログにログインできず時間が経ってしまいました。
無念。。。
新型コロナ感染症がいつ収まるのか、それともwithコロナで生きていくしかないのかな〜なんて考えている今日この頃ですが、その新型コロナが感染拡大した当時、私はワーホリでドイツにおりました。
2020年1月にドイツに渡りましたが、当時の私はドイツ語力ゼロ。
元々の予定では、4ヶ月ほど語学学校に通いながらドイツ生活に慣れ始めるであろう3月頃に、ジャパレスで働き始められればと思っていました。
しかし2月にはコロナのニュースがヨーロッパでも出始め3月にはヨーロッパ各地で国境封鎖やロックダウンが始まったのです。
生活に慣れ始めた頃に人生で経験したことのない状況に直面し、私のドイツ計画は大きく狂い始めました😩
ロックダウンが始まった
これまでロックダウンという言葉を使ったことがなく、具体的にどういう状況なのか全然分かりませんでした。
でも学校はもちろん通えなくなりましたし、交通公共機関に乗ることもなかなか難しく何より始まった当初はアジア人への差別が少し怖かったです。
実際私の周囲の方はとても優しかったのですが、1度だけ街中でアジア人だからかけられるような言葉を子供に言われました。
ただその子も悪気はなかったかと思うよ。素直に当時の状況から気持ちが出てしまっただけだと思うし一緒にいたお兄さん?が注意していた(と思われる)ので大丈夫でした。
あとはドイツ人家庭の一部屋をお借りしていたこともあってキッチンなど利用する際はやっぱり気を使うので、なるべく誰もいない時にキッチン使う以外はほぼ自分の部屋に閉じこもっていました。
今思えばやはりロックダウン始まった当初がドイツ生活で一番辛い時期でした。(ビザ拒否された時も辛かったけどその話はまた今度)
ちなみに私がお借りしていた部屋はすごく小さくて4畳ぐらいでしたかね・・汗
ずっとソファーベットの上で生活してました(笑)
外出は、一週間に一度食料品を買いに歩いて10分ぐらいのスーパーに行くぐらいでした。それ以外は月に1度中央駅まで行ってアジアンマーケットに行くぐらいの外出頻度で4ヶ月弱を過ごしました。
友達と話すのはオンライン上で、日本と違って外で人と会うのにも人数制限や罰則などもあったので本当に家ごもりをしていた時期です。
ただ幸いにも、当時は現地で手に入りにくい(あるいは購入すると高い)マスクも日本の家族が送ってくれたのでそういった心配はしなくて大丈夫でした。
生活費は日本から追加で送金 (私はインターネットバンキング登録して自分の口座からドイツの口座へ自己送金していました)をしていました。
でも学校にも通えない状況で、ずっと仕事をせず日本から送金しながら生活をするのは、あまりにも生産性が無く自分にとってメリットは何もないと思っていたので急いで仕事を探さなきゃ、と思っていました。
ドイツのお店で仕事探しは不可能
仕事を探そうと思った時、本来なら現地の人と関わりを持ちながら仕事ができればと思っていましたが、ロックダウンということはもちろんお店が開かない状況です。
多くのドイツ人をはじめとしたヨーロッパ人がヨーロッパでの職を失った中、語学力も足りない私がドイツのお店で仕事をすることはほぼ不可能だったかと思います。
自分の職歴から考えると、本当は語学学校のスタッフやホテルスタッフ(清掃員とか)などにアプライをしたいと思っていたのですが、実際求人を見ても「今は募集を止めている」とか純粋に「募集していない」ばかりでした。
日本人という特権を生かそうにもジャパレスはもちろん開いていないし、日系企業もIT系でないとほぼ募集はなかったです。
ただこのような時期だからこそオンラインでできる仕事がピックアップされていましたし、普段だったら考えに浮かばなかった「海外在住だけど日本向けにオンラインでできる仕事を探す」という選択肢が自分に生まれました。
ちなみにドイツにある日本人向けの人材紹介会社にも連絡してみました。
イギリスでも同様のサービスをされている会社に登録をしたことがありましたのでまずはオンラインフォームから個人情報の入力と履歴書を添付。
住んでいたのはハンブルクでしたのでハンブルクか、当時移動を検討していたベルリンで探している、というコメントを残しました。
ワーホリで人気な国は結構日本の人材派遣・紹介会社のような日本人向けにお仕事を紹介してくれる会社はあると思うよ。気になる人は日本にいる間から探してコンタクトを取っておくことをお勧め!ビザの期限がすごく大事だからね!!
結果から申し上げますと「紹介できる仕事があればまた連絡します。」という返信後、一度も連絡はありませんでした。残念。
コロナ渦だったことはもちろんですが、一番の要因はデュッセルドルフに住んでいないこと。
やはり多くの日系企業はデュッセルドルフに集まっているので最初からデュッセルドルフに行ったほうがいいですね。
じゃあ私もデュッセルドルフ移動しますって言えばよかったのでは。。
と思われる方もいるかもしれません。実際私も「だったらデュッセルドルフ移動しようかな」と思いました。
ただこれは完全に個人的ですが、実はコロナが始まる前にデュッセルドルフとベルリンに一度訪れていました。
デュッセルドルフは聞いていた通り日本人街があったりお医者さまも日本人のところがあり安心だなと思ったのですが、住んでみたいと感じたのはベルリンだったので私はデュッセルドルフへの移動をやめました。
今思えばいくら日本人街があるといえどドイツ語で話している方が殆どでしたし検討しても良かったかもしれません。
オンラインで日本語レッスン
そんなこんなでお金の心配と引きこもり生活に焦りと虚しさを感じていた時、オランダに嫁いた友人とスカイプ電話をすると、オンラインで日本語の先生を始めたことを聞きました。
詳しく話を聞いてみると、予約をしてくれた日本語を勉強している世界中の生徒さんと楽しく日本語で会話をして、文法などを教えてなくても大丈夫だと。。
家にいながら世界中の人とコミュニケーションが取れて、しかも家賃程度の生活費が稼げるのはいいな・・
でも今までに先生の経験は学童保育補助員しかしたことがないし、資格はもちろんないし日本語も母国語といえどわからないことは沢山あります。
そんな私でも日本語の先生って務まるのか?
最初は話を聞きながらそんなことを考えていました。
でもいろいろ見ていると資格がある人・ない人で先生は分かれているし、レッスン内容も金額も自分で決めることができるということがわかり、これなら私でも挑戦できるかも!と早速応募することにしました。
ちなみにこのようなレッスンができるサイトは色々あるかと思いますが、私が利用させていただいたのはitalkiです。
ご興味のある方は以下のリンクからぜひ確認してみてくださいね。先生はもちろん、生徒として学ぶのも凄く素敵かと思います。
レッスンを通して色々な国の方とお話ができ、自分が気付かないで使っていた日本語のルールを知れたり色々な国の文化を教えていただけたりとても楽しかったです。
私のレッスンは1時間8ドルと他の方よりも安く設定していましたが、皆さんのレベルに合わせてレッスンを開いたり受講してみてくださいね。
コロナルールが緩和 UNIQLOでお仕事ゲット
オンラインレッスンを始めて2ヶ月ぐらい経つと少し余裕がで始めたので、また他のお仕事も探すようになりました。
同日に夏に向けて徐々に外に出れるようになったりルールが緩和され始めました。
条件はありつつも、だんだんお店も開いたり近場なら少し夏の旅行が楽しめるようになってきたのです。
ただ、まだまだ外に出てみても今まではよく見た店頭に「求人募集」の文字はありませんでした😰
そこでまたオンラインで色々調べてみると、ふと現地で仲良くなった友達が秋にハンブルクにも大好きUNIQLOがオープンすると言っていたな、ということを思い出しました。
ベルリンの店舗などにも募集してたら応募したいなと思っていたので、もしかすると・・と検索してみると求人募集を発見!!!
こ、、、、これは、、、、と一気に期待大になりましたが、ただ私は相変わらずドイツ語力が挨拶を少しできる程度。
ベルリンは結構英語力がある程度あれば働ける可能性があると聞いていましたが・・・
どうだろう・・・・
でもでも、グローバル企業なUNIQLOなら他の都市でも英語で応募してみてもいいのでは、と思い英語の履歴書を送りました。
すると幸運なことに人事の方から数少ない英語で行われるオンラインインタビューに招待してもらえたのです。
これは本当にラッキーだった。オープン日からまだ日がかなり空いていたから求人枠も多い時期に応募できたしやはり日本人だったから有利だったのかも。
オンラインインタビューはメールをくれた人事の方と、お店のStore Managerになる予定だった方2人に対して私以外に2名求職者の計5名のグループインタビューでした。
自己紹介や希望勤務形態など個人的な質問以外にも、サービスに対しての意見等々を3人で話し合ってまとめたりするグループワークもありました。
そしてその結果、ありがたいことにそこでオープニングスタッフとして働く機会を得ることができました。
まとめ
以上が私がドイツで経験した仕事探しになります。
個人的にはカナダやイギリスに比べて、自分の能力的にも状況的にも本当に辛い中での仕事探しになりましたが、振り返るとあの状況下でなかなかうまくいったのではと自負しています(笑)
コロナという状況があってもこれからワーホリや海外で働くきたい方にとってプラスに働く情報提供になりましたら幸いです。
ドイツではカナダ・イギリスのように直接履歴書を持っていくということができませんでしたが、代わりにオンラインを屈指した仕事探しができたのではと思います。
ちなみに履歴書は提出前に仲良くなったオーストラリア人(しかもそういう求職者サポートしていた人)の子が素晴らしい添削をしてくださいました。
本当に持つべきものは友ですね。
皆さまのお仕事探しもうまくいきますように・・・・✨✨
ちゃしば